2012.
05.
13
13:25:13
戦国の話 >>
読みました。
この短編集、2年前の読みかけです。
>>2年前の記事
この中の短編 「阿波の狸」。
蜂須賀 家政 の話です。
秀吉につき従った盗賊、蜂須賀小六の子。
関ヶ原等重要な局面を乗りきって、阿波・淡路の大藩を実現しました。
石田三成の挙兵にあたっては、
阿波一国を返上して、フリーター化。
東西いずれにも組さずという、中立の立場をとる。
だがその影でしっかり息子の至鎮は東軍に軍を出している。
どっちに転んでもいいようにしておいて、
結果は勝馬に乗り、阿波を再び手中に。
またその後の大坂の役では徹底して幕府に尽くし、淡路の加増まで勝ち取ります。
小説では家政の妾から、転々と再婚させられていく女性の目を通して、
上記の有り様が語られるので、この「狸」の鋭すぎる狡猾さが
少しマイルドに眺められます。
個人的には、すべてを乗りきったあとの家政が、
豊臣に対する申し訳なさと、家のかじ取りに成功して一息ついた感
とを出してたのが、好印象です。
『弓を袋へ』 所収短編
「弓は袋へ」 ― 福島正則
「武辺の旗」 ― 後藤又兵衛
「ゆめの又ゆめ」 ― 高台院
「台南始末」 ― 浜田弥兵衛
「怨霊譚」 ― 宗像氏貞
「まっしぐら」 ― 丸目長恵
「阿波の狸」 ― 蜂須賀家政
読みました。
![]() | 弓は袋へ (新潮文庫) (1991/07) 白石 一郎 商品詳細を見る |
この短編集、2年前の読みかけです。
>>2年前の記事
この中の短編 「阿波の狸」。
蜂須賀 家政 の話です。
秀吉につき従った盗賊、蜂須賀小六の子。
関ヶ原等重要な局面を乗りきって、阿波・淡路の大藩を実現しました。
石田三成の挙兵にあたっては、
阿波一国を返上して、フリーター化。
東西いずれにも組さずという、中立の立場をとる。
だがその影でしっかり息子の至鎮は東軍に軍を出している。
どっちに転んでもいいようにしておいて、
結果は勝馬に乗り、阿波を再び手中に。
またその後の大坂の役では徹底して幕府に尽くし、淡路の加増まで勝ち取ります。
小説では家政の妾から、転々と再婚させられていく女性の目を通して、
上記の有り様が語られるので、この「狸」の鋭すぎる狡猾さが
少しマイルドに眺められます。
個人的には、すべてを乗りきったあとの家政が、
豊臣に対する申し訳なさと、家のかじ取りに成功して一息ついた感
とを出してたのが、好印象です。
『弓を袋へ』 所収短編
「弓は袋へ」 ― 福島正則
「武辺の旗」 ― 後藤又兵衛
「ゆめの又ゆめ」 ― 高台院
「台南始末」 ― 浜田弥兵衛
「怨霊譚」 ― 宗像氏貞
「まっしぐら」 ― 丸目長恵
「阿波の狸」 ― 蜂須賀家政








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