2010.
01.
10
12:24:53
戦国の話 >>
読みました。
長宗我部元親 (光文社時代小説文庫)
徳永真一郎
土佐七雄の一土豪から、四国に蓋をするまでに膨脹しながら、
天下人のもとで忍従を強いられた
実力派戦国大名、長宗我部元親の小説。
四国制覇をだいぶ丁寧に書いてます。
とくに一条兼定併呑プロジェクトでの、元親の慎重さ。
舌なめずりしながら、獲物のまわりをぐるぐる廻る野犬のようです。
いいですね。
あとは本能寺の変との関係性。
直接的でないだけに、リアル感ある書き方になっています。
司馬遼太郎『夏草の賦』や宮地 佐一郎『長宗我部元親』は、
晩年のガックリ元親に紙面を割いていますが、この本では比較的マイルド。
同一作品中の、急激なキャラ変化についていけない私 としては、
丁度良かったです。
宮地 佐一郎氏の著作については >>コレ
長宗我部元親のジェットコースター人生を再確認しました。
ドラマ性も豊かだし、戦国四国という手垢の付いていない新鮮な舞台。
BASARA以外にも、何かメディアできっかけがあれば、
大河で認知された伊達政宗みたいに、
戦国ファン以外にも、その名が浸透するのでは。
長宗我部は、そんな素材だと思います。
読みました。
長宗我部元親 (光文社時代小説文庫)
徳永真一郎
土佐七雄の一土豪から、四国に蓋をするまでに膨脹しながら、
天下人のもとで忍従を強いられた
実力派戦国大名、長宗我部元親の小説。
四国制覇をだいぶ丁寧に書いてます。
とくに一条兼定併呑プロジェクトでの、元親の慎重さ。
舌なめずりしながら、獲物のまわりをぐるぐる廻る野犬のようです。
いいですね。
あとは本能寺の変との関係性。
直接的でないだけに、リアル感ある書き方になっています。
司馬遼太郎『夏草の賦』や宮地 佐一郎『長宗我部元親』は、
晩年のガックリ元親に紙面を割いていますが、この本では比較的マイルド。
同一作品中の、急激なキャラ変化についていけない私 としては、
丁度良かったです。
宮地 佐一郎氏の著作については >>コレ
長宗我部元親のジェットコースター人生を再確認しました。
ドラマ性も豊かだし、戦国四国という手垢の付いていない新鮮な舞台。
BASARA以外にも、何かメディアできっかけがあれば、
大河で認知された伊達政宗みたいに、
戦国ファン以外にも、その名が浸透するのでは。
長宗我部は、そんな素材だと思います。
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