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Posted by 納豆城 護
 
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伊東一刀斎について 3
戦国の話 >>

さっきの続き。

日本剣鬼伝伊東一刀斎 (ノン・ポシェット)日本剣鬼伝伊東一刀斎 (ノン・ポシェット)
(1991/07)
峰 隆一郎

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剣豪:伊東一刀斎

この小説では、伊豆大島出身説をとっています。
板子一枚で海を渡り、三島神社の床下に巣食った、
というエピソードですね。
でその後、神社を拠点に付近に山籠り。14歳。
剣で身を立てたいのに、道場にも行かず、独り山で体と気力を鍛えます。
貧しかったから、ってことで最初、草ばっか食ってます

非常に野性的で、ストイックです。
学校に行かずに1人団地の階段を駆け上がり、
トレーニングをしていたUWF:高田延彦を思い出しました。

そもそも、剣豪というとストイックなイメージがあります。女性関係も。
女性にはまったくウブだった宮本武蔵のイメージですかね。
前読んだ塚原卜伝の小説でもあまり女性は登場しなかった。

が、この作品だと、一刀斎、かなりだらしないです。
女性に騙されて、怨恨者に踏み込まれたりしています。

でも、とにかく強い。
先読みと、気合という2つの必殺技があり、最強です
上記の踏み込まれ事件でも、難なく突破しています。

ということで。
強いが、人間くさく、好感もてるキャラクターになってます。

ただ最後はちょっと寂しいですね。
このあとの小野善鬼を主役にした作品につなげるため、
一刀斎が老いてしまったからかもしれない。

ちなみに一刀斎にちなむ場所は、伊豆伊東、下総香取、下総小金ヶ原、
しか知らなかったので関東にしかいなかったのかと思いましたが、
そもそも師匠の鐘捲自斎が京都だし、宝蔵院や柳生、
三島、小田原、広島、岡山、春日山とかなりいろいろ歩き回ってます。
どうしても恨みを買うから、一か所に落ち着けないようです。

あと、峰隆一郎の小説をはじめて読みました。
推理小説も書くけど、やはりチャンバラ小説の大家です。
斬った後の描写が非常にリアルなので、立ちくらみの多い私としては、
立ったまま読む場合、気をつけようと思います。
でも。
真剣を打ち合えば刃が欠けてしまう、だから打ち合わない、という話や、
戦場では刀は役に立たない、弓か槍だ、という話。
剣劇にかなり特化した作者だから、描写だけでなく、チャンバラ小説として、
作品全体のリアリティがとても高い。
山の気うんぬんの箇所が唯一アニミズムな部分ですが、
これもあくまで一刀斎個人の考え方としており、
現実的な作品の雰囲気をあまり壊していません。

峰隆一郎による、弟子:小野善鬼の小説もこれから読みますが、
淡々とした作風が良いので、読むのが楽しみです。
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Posted by 納豆城 護
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thema:歴史 - genre:学問・文化・芸術


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